食品表示は食品パッケージの裏面を見れば必ず見れるものでとても身近なものですが、はじめて作成するのは簡単なことではありません。その内容の書き方は法令で定められていて、食品の種類によってもルールが異なっていたり、細かいルールがあります。
ラベルプリンターで食品表示ラベルを発行したり、あるいは食品表示を印字した専用パッケージを作ることがあると思います。そのときに、
- 食品表示をしたいが作成方法がわからない
- 食品表示を作成しているが正しい内容でできているか不安
といったことはありませんか?
食品表示の作成代行サービスや、作成済みの表示内容が正しいかのチェックしてくれるサービスがありますので、サービスを利用して正しい食品表示をすることを検討するのもよいでしょう。
作成代行の基本的な流れ
- 見積もり書を依頼する
- 見積書の内容、納品物に納得したら発注
- 納品物をメールやシステムで受け取る
作成済の食品表示の内容が納品物になります。システムでの納品がなされている会社もあります。
どのサービスを選べばよいか
いわゆるQCDで考えるとよいでしょう。QCDは、
- Q: Quality(品質)
- C: Cost(コスト)
- D: Delivery(納期)
です。
料金は大事です。急ぎの場合には納期も大事になってきますね。しかし、正しい食品表示内容を作成してくれるかどうかのが一番大事です。
正しい食品表示内容を作成してくれるかどうか、どんな点を見ればよいか。
一つ目は食品表示検定に合格している人がいるかどうかです。食品表示検定は、般社団法人食品表示検定協会の資格試験で、食品表示を読み解く力、表示作成する力をつけて実務に役立てるための検定です。初級、中級、上級があります。
初級は、消費者及び食品の生産、製造、流通に携わる食品表示初心者向けですが、日々食材を選択される主婦の方々や就職活動に向け学生の方にも活用いただいています。
中級は食品業界の品質管理・品質保証の担当者や商品開発のご担当者など、食品表示に現場で携わる方向けです。また有資格者は食品業界の即戦力として採用基準とされている企業も見受けられ、就職や転職を有利に進めたい方にもお勧めです。
上級は品質保証の責任者や食品表示の検証を行う部門の責任者向けです。また公的機関やコンサルタントなど相談を受ける方々にも活用いただいています。
食品表示検定協会
中級や上級の検定に合格している人であれば、一定の知識を持っている証明になります。
食品会社で食品表示の仕事をすると、特定の食品の表示を作成することになります。たとえば、製麺メーカーなら製麺商品やそれに関連した商品だけの表示を作成するはずです。表示検定では、様々な食品の表示方法を学ぶことができ、広い知識を持っている証明となります。色々な種類の食品表示の作成依頼があるでしょうから、食品表示検定に合格していることに越したことはないです。
管理栄養士が対応といった内容も見られることがありますが、表示作成に限っていえば、管理栄養士よりも、食品表示検定を保有しているほうが信頼性があるように思います。
管理栄養士がダメという話ではありませんが、管理栄養士=表示作成ができる、ということではありません。私は食品会社で仕事をしていて、大学で栄養学を学んできた新入社員に表示作成を教えてことがありますが、作成方法については一から教えました。もともと知っている知識もあるので、栄養学を学んでいない人よりかは早く覚えられるとは思います。
ただ、食品表示の一部に栄養成分値があり、栄養成分値を表示するときには計算が必要になります。その計算は栄養学を学ぶ際に行うことが多いでしょう。
管理栄養士は、食品の栄養のこと、食品衛生管理のこと、食品表示あるいは添加物のことなどを学びますが、食品表示検定で学ぶことのほうが、より実務で必要とする知識が得られて、表示作成の実務、ラベルという印刷物を作るのに直結すると思います。
そして何かの検定に合格し資格があるということよりも、食品表示作成の実務スキルがあるかないかのほうが大事です。
実績を確認するとよいでしょう。知識があるのも大事ですが、実務スキルも大事です。それまでの作成経験も重視したいですね。その会社の実績を見るとよいでしょう。また、作成の担当者、責任者、あるいはサービスを立ち上げた人が、実務経験をどれだけ積んできていたのか、という点を見るとよいですね。
それでは、食品表示代行サービスを紹介していきます。
フードガイドサービス

社名:株式会社フードガイドサービス
所在地:愛知県名古屋市中村区名駅4丁目24番5号第2森ビル401
サービス内容:食品ラベル作成、規格書作成・管理運用、海外食品表示変換、
アフターサポートがあります。
スマート食品表示代行
https://smashoku.com/agency/
社名:株式会社スマショク
所在地:京都市北区大宮南田尻町3-1
事業内容:食品関連システムの開発・運営、食品表示代行
食品表示代行屋
https://hyoji-label.com/
社名:株式会社アズコード
所在地:東京都豊島区東池袋1丁目34番5号いちご東池袋ビル6階
事業内容:食品表示作成代行、インターネット事業
デリカ三浦
http://www.delica-miura.com/
社名:株式会社 デリカ三浦
所在地:福岡県福岡市西区室見が丘3丁目11-3
サービス内容:コンサルタント・食品表示作成代行・デリカ事業教育
わきあいあい
https://www.wakiaiai.co.jp/
社名:株式会社わきあいあい
所在地:岡山県倉敷市玉島乙島4740-14
事業内容:
各種生鮮食料品、および加工食品の販売
各種食料品の開発・製造・販売に関するコンサルタント(食品表示サポート、商品企画・立案・販路拡大等)
民芸品、および日用雑貨用品の卸・販売
食品表示のミカタ
https://lp.hyoujino-mikata.com/outsourcing#service
社名:タカラ食品工業株式会社
所在地:東京都大田区仲池上1-21-11
業務内容:食肉加工品とデリカテッセン商品の製造、卸売、小売販売、レストラン経営
食品表示がわからないが作成したい場合、最初はこういったサービスを利用し、その後、自分で覚えていくのがよいのではないでしょうか。作成数が増えていくと、その分、費用も増えていきます。
食品表示の勉強はこちらの本でできます。食品表示検定のテキストです。
食品表示を作成する機会が多いのでしたら、勉強をして検定試験を受験するのも良いですね。資格を取ることが良いというよりも、資格を取ることを目標として、それを利用して勉強に励むことができる点が有用です。
一方で、食品表示作成については費用を支払って外注して専門家に任せてしまうというのも、一つの考え方です。自分や自社の従業員が作成するにしても、時間を使うわけですからいずれにしてもコストとなります。外注すれば、食品表示作成を手放して、自分は自分の食品を作ることに専念することができます。
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