2016-11

データ分析

食品製造変更の効果はあったのか、なかったのか

どの食品会社でも、ロス率が多く発生している製品の改善活動を行うだろう。実験的に製造方法を変化させて、製品の品質がよくなるかをどうか見ることがあるかと思う。 オーブンで焼いて作るある...
データ分析

母集団と標本、誤差を少なくするサンプリングについて

食品会社で、製品の規格値を調べたり、開発品の出来栄えを確認したりするときには、データをとる。つくった製品すべてのデータをとることができればよいが、その数量が多いと、途方もない時間と...
データ分析

食品のデータは正規分布する

正規分布は、中央が一番頻度が大きく、左右対称で滑らかで美しい形の分布だ。「平均値」と「中央値」と「最頻値」が同一でかつ中心となり、その中心から離れるにしたがいカーブしながら下線に近...
資材包材

包材の縁部分がほつれているのはカット刃に原因あり

入庫した原材料の包材の縁部分が、きれいに裁断されておらず、ほつれが発生していたりすることはないだろうか。これらは、包装資材を裁断をしている刃に原因があることが多い。私の身近であった...
失敗

似た名前の異なる品があったら取り間違えしない工夫をする

同じメーカーの原材料で、とても似た名前の異なる二つの原材料を使用していることがあった。この記事に書くのは、名前が似ているがゆえに起こった失敗の話だ。
異物混入

虫や毛が加熱されているか調べるカタラーゼ試験

食品へ虫や毛髪の混入があったとき、どこで入ったのかを調べることが問題解決の第一歩となる。これは虫や毛髪だけに限らない話で、問題解決をするには、その発生原因をまず特定しなくてはならな...
賞味期限・消費期限

賞味期限や消費期限の決め方

商品の賞味期限を決めるときの根拠について伝えたいと思う。お客様に聞かれることもあるだろうから、食品会社の営業パーソンも知っておいたほうがよいことだろう。 賞味期限の設定は、食品製造...
食品表示

二次原料の野菜・果物名を商品名に使っていいかを景品表示法から考える 

商品名をつけるときには、景品表示法について気にかけておく必要がある(正式名称は「不当景品類及び不当表示防止法」)。この法律では、消費者の誤解を与えて惑わすような表示、実際よりも優良...
異物混入

食品への石や砂利の混入防止対策

食品への異物混入の中でもっとも力を入れて防がなくてはならないものは、ガラス片やプラスチック片、石、砂利など、消費者の口内をケガさせたり、歯を欠けさせたりするような異物だ。この記事で...
クレーム

原材料の不具合は使用前に発見する

食品工場に入庫された原材料は、“使用前”に不具合がないかどうかよく確認するべきだ。原材料に異物が混入していたなどの問題に気がつけないと、製造する食品の中に混ざってしまうことになり、...