チェックして指摘するだけでは価値は生まれない

品質管理は、製造現場のチェックをし、正すべき点があれば直してもらう依頼・指示をする仕事がある。

  • 製造工程の逸脱が無いかチェックをする。
  • 工場内のパトロールを行う。
  • 食品の検査をして、微生物的な問題が無いか確認する。

ダメな点を見つけたり、結果が悪かった場合には、製造部門に伝達し、必要であれば協力しながら改善していくことになる。しかし、品質管理がチェックをして、改善すべきことを製造部門に伝えても、製造部門が忙しい場合など、それがいっこうに改善されないこともあるだろう。

私が工場のパトロールをしたときのことだ。ここはこうしないといけない、と改善すべき点を挙げていくのだが、それがなかなか実行されずかなりの時間がかかってしまったり、結局は改善がなされなくれウヤムヤになってしまったことがあった。

それでは、なにも変わっていないのだから意味がない。品質管理がチェックをしているだけでは、なにも価値は無いな、と思った。

品質管理がチェックをして、正すべき点を見つけ、それを品質管理と協力するなりして、製造部門が改善してくれてはじめて意味があるのだ。 チェックして指摘するのが目的ではなく、品質管理的に正しい方向に導くのが目的なのである。

ここはダメだよ、ここはこうしないといけないよ、と製造部門や従業員に話すときには、なぜダメなのか?を理解してもらわないといけない。理解なしで、チェックして指摘した箇所をただ直してもらうだけでは、継続していかないだろう。

ただこれやっちゃダメだよ、理想なのは、なぜそうしてはいけないのかを製造部門と従業員が理解して実践し、品質管理のチェックなどがなくても、できている状態なのである。

品質管理がチェックをして、是正を依頼するのは、偉くもなんともないし、価値もない。

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